再生可能エネルギー

再エネを創る人

地域に根付き、愛される風力発電所であり続けるため
徹底した保守・整備により、無事故、安全・安定運転を達成します。

Interview


JRE酒田風力発電所の所員(“酒田”)


中九州大仁田山風力発電所の所員(“中九州”)

それぞれの現在の業務を聞かせてください

酒田:東北地方の風力発電所で、風車の安全・安定運転のための点検作業、トラブル対応、風車運転データの整理・解析などをメインに、発電所の部品・備品調達、事務所予算管理などの事務まで手掛けています。

中九州:九州の山岳部にある風力発電所に勤務し、業務の内容は酒田のほうとほぼ一緒です。東北と九州で勤務地が離れていますが、定期点検の際は東北からヘルプに来ていただいたり、年2回の全社会議でお会いしたり、日常的に電話やメールで情報交換したりと、公私ともども仲良くさせていただいています。ちなみに、私たちは同期入社ですが、若干、私の方が年上です。

仕事の上で常々心掛けていることはありますか?

中九州:高所での危険な作業も伴うので、安全第一がモットーです。また発電所見学を積極的に受け入れたり、地元のイベントや学校の発表会に参加したりと、地域社会の一員として信頼してもらえる関係を大事にしています。

酒田:風力発電所は、冬になると安定した風が吹き、一年で一番の書き入れ時となるので、この時季に機器・設備のトラブルで運転が停止しないように、特に秋口の定期点検では、細心の注意を払いながら作業を進めています。

仕事上で印象に残っていることはありますか?

中九州:やはり、初めて風車タワーに登った時のことでしょうか…。高所恐怖症なので足がすくんで動けなくなる恐怖感の中、ナセルからの絶景に感動したのが印象的です。

酒田:入社間もない頃は、専門的な技術用語の習得に苦労したこと。それと、大半のマニュアルが英文であることや、協力会社のスタッフに外国の方が多いことで、英語力の必要性を強く認識したことですね。

お二人、それぞれの印象をお聞かせください

中九州:定期点検のヘルプに来ていたとき自宅に招いた際、穏やかな顔に似合わず酒豪だということを知り驚きました。それと自転車・バイク好きという行動派。意外性に満ちたナイスガイです。

酒田:家族思いで子煩悩。加えて、地元の子供たちのために剣道教室を開くほどの子供好き。私も同じような暖かな家庭を持ちたいという気分にさせてくれます。

最後に、今後の仕事上の目標や個人的な夢を聞かせてください

酒田:発電所の中には、近い将来運用期限を迎え、許可を得て建て替えを行うところもあります。是非そのようなプロジェクトで、エンジニアリング部門として携わりたいと思っています。また、ENEOSリニューアブル・エナジーで最も運用実績の長い風力発電所でもあるので、これまでの運用・保守で得たノウハウや知見を他の発電所スタッフと共有し、安全運転と効率運用の両立に貢献したいです。


中九州:地元の方から「今日は、よく風車が回とったね~」などと声を掛けられると、発電所が地域社会の中で認知された存在なんだと思い、うれしくなります。今後も発電ビジネスによる経済的な地域貢献だけではなく、風車が地域のランドマークとして地元の方々に愛される存在としてあり続けたいですね。そのためには、無事故・安全運転に細心の注意を払い保守管理を行っていきます。

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