地域とともに
JREでは社会の課題や業務に関する内容・状況をより深く理解するため、社外の有識者及び社員を講師として社員向け勉強会を毎月行っております。 今月は環境ジャーナリスト・東京都市大学教授としてご活躍されている枝廣淳子先生に、「環境問題、再エネを含むエネルギーをめぐる内外の動向と今後の展望 再エネの社会的意義」について講演して頂きました。環境問題、エネルギーに対する最新情勢のご講義のみならず、先生が委員を務める経済産業大臣主催の「エネルギー情勢懇談会」でのやり取りの内容や、アドバイザーをされている自治体でのエネルギーの地産地消の取り組みなど、貴重なお話もお伺いでき、大変勉強になりました。 社員ひとりひとりが、社会課題を認識し、JREが社会にどのようにお役に立てるかという視点をもって業務にあたっていきたいという思いを新たにしました。
「平成29年軽米秋まつり」(岩手県九戸郡軽米町)に、お祭り初日である9月16日、JRE社員6名が参加しました。 風力発電所の計画を進めている地域というご縁により昨年も参加しております。6名の社員は、上新町・町内会の山車を軽米八幡宮から御仮屋まで5時間にわたり曳き、地元の方々との交流を深めました。 祭りの当事者の一員として普段は出来ない貴重な体験をさせて頂くことにより、社員は地域の文化や歴史に触れ、地域への理解を一層深めることが出来ました。 JREは、地域社会の一員として、このような地域でのイベントに参加するとともに、その体験を事業の推進に活かしてまいります。
山形県酒田市でグローバル・ウインドデイの一環としてイベントを開催しました。 今年は酒田市と鶴岡市から65名の皆様にご参加いただき、イベントでは、JRE酒田風力発電所の風車内部の見学の他、ペットボトルを利用した風車づくり体験を行いました。 参加者の皆様からは「かざぐるま作りは難しかったが、しっかり発電できて良かった」「実物の風車は思っていたよりも大きかった」などの感想があり、イベントを通して、風力発電の仕組みや発電所で働く人たちの仕事についてご理解いただき、風力発電を身近に感じていただけたように思います。
「中部上北広域事業組合 特定非営利活動法人 森の里しちのへ」主催の「源流の森 植樹祭」にJRE社員数名が参加し、地域の方々と協力して植樹活動を行いました。 暑い日でしたが、ご参加の一人ひとりが率先して作業を進めておられ、皆様の自然を大切にされている気持ちや温かさが伝わってきました。 七戸町町長様からも「この牧草地跡を、1日も早く山の状態にもどしたい」とのお言葉がありました。植樹した木が成長し山の一部となるのと同じく、JREも地域に根付いて事業を進めていきたいと思います。
宮崎県のJRE風力発電所で、地元五ヶ瀬町の全小学校(4校)の4年生30人に対して、出前授業を実施しました。 今回の出前授業では、宮崎県五ヶ瀬町教育委員会と当社役員が、発電所で実際に風車を見ながら、風力発電の仕組みや再生可能エネルギーについて講義しました。また、風車の羽根が1分間に何回転するかをグループごとに観測し、平均回転数や速さを計算するなど、理科・算数と組み合わせた授業も行われました。 授業を受けた子ども達からは「思ったより風車が大きくて迫力があった」「将来、風車の仕事をしてみたい」などの感想があり、地元にある風力発電所について、より身近に感じていただけたようです。 なお、このイベントはグローバル・ウインドデイの一環として実施されました。
梅雨の晴れ間の日曜日、高知県香美市の一斉清掃にJREの社員が参加しました。社員たちは各地区に分散し、地域の方々と一緒に汗を流し、交流を深めました。 清掃後は、同市に建設中のJRE高知香美発電所を訪れ、完成間近の発電所からの眺望を楽しみました。 今後、当発電所を無事に完成させ、開発中に地元の皆様と築いてきた絆を深めながら、美しい景色の見える発電所を安全に運営・保守していきます。
酒田共同火力発電株式会社主催の「酒田北港530作戦」に、JRE酒田風力事務所と本社の社員が参加し、清掃活動を行いました。 今回は酒田市内の企業や団体から約160人が参加し、4つの清掃班に分かれて作業を行いました。JREは酒田共同火力発電所近くの道から事務所前の国道7号線沿いにかけてのコースを担当しました。今後も美しい酒田港の景観維持の一助となれるよう、取り組んでまいります。
5月7日日曜日にJRE 姫路発電所近くの側溝清掃にJRE職員4名が参加しました。今年は昨年の参加経験を活かし、手際よく作業を進めたので、軽トラック1台分のゴミがあっと言う間に集まりました。清掃後は発電所の見学会を実施し、地元との交流をより深めることができました。
JREは、4月23日、JRE支援による熊本での震災復興ボランティア活動を前日に行った、関東・関西からの大学生9名を宮崎県の中九州大仁田山風力発電所にお招きし、風力発電所の見学会と、地元の宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の高校生9名を交えたワークショップを開催しました。
参加した大学生9名は国際 NGO
ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンに所属し、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現という活動理念のもと、海外では家を建てるプロジェクトに、国内では各国の住宅政策や貧困問題の学習、募金活動や社会的な啓発活動、それぞれの活動拠点や被災地でのボランティア活動に取り組んでいます。今回、初めて身近で風力発電所を見学し、そのスケールの大きさ、資材運搬や建設の難しさに、自らの体験と比べ、驚いていました。
ワークショップでは、JREが「再生可能エネルギーと持続可能な社会創り」についてのプレゼンテーションを行い、大学生と高校生混合の4グループで「エネルギーは必要か」、「地球温暖化防止のためにできることは何か」というテーマについてディスカッションを進め、グループ毎に自分たちの考えや意見を発表してもらいました。参加した大学生と高校生の双方から「大変勉強になった」、「エネルギー問題や地球温暖化を自分ごととして考えるきっかけになった」などの感想を頂き、有意義なワークショップとなりました。
JREは、再生可能エネルギーの開発を通じ、持続可能な社会創りに向けて、今後も次世代を担う人材への支援を続けていきます。
JREが風力発電事業に取り組む宮崎県東臼杵郡諸塚村の諸塚山(標高1,342m)の山開きが行われ、JRE役職員も参加しました。 諸塚山はイザナギノミコトとイザナミノミコトのご神陵とも言われ、高天原時代の神様が全て祀られている諸塚神社の元宮がある由緒正しい神山です。その神山で「日本一早い山開き」とうたわれている諸塚山山開きは、今年で32回目を迎えます。 当日は晴天に恵まれ、県内外からの約700名の参加者が、まだ雪の残る道をたどり、山頂までの山歩きを楽しみました。途中、木々の間からは大仁田山稜線に建設されたJREの風力発電機を望むことができ、参加された地元の方々との会話を弾ませながらの山歩きとなりました。
中九州大仁田山風力発電所の地元、宮崎県西臼杵郡の五ヶ瀬町立三ヶ所小学校でウォークラリーが行われ、JRE中九州風力事務所が道中のチェックポイントとして使われました。 当日は児童68名が事務所に立ち寄り、休憩を兼ねて事務所職員と一緒にJREのロゴ入りかざ車を作り交流しました。児童の皆さんが嬉しそうにかざ車を作ってくれ、それを喜んで回している姿に、事務所職員も元気をもらいました。 この日はお天気も良く、事務所からは大仁田山の尾根に建つ風車をはっきり見ることができ、子ども達に風力発電を知ってもらう良い機会になりました。また、今春、三ヶ所小学校を卒業する6年生の楽しい思い出づくりのお役に立てました。
九州大学大学院経済学研究院より依頼を受け、同大のOBであるJRE職員が、再生可能エネルギーに関する講義を行いました。 環境やエネルギー関連業界に関心を持つ学部生と大学院生8人が受講し、JRE職員が太陽光・風力・バイオマス等、電源毎の発電の仕組みや再生可能エネルギー業界を取り巻く状況について解説しました。 受講した学生からは今後の太陽光発電の展望や、ライフサイクルで見る再生可能エネルギー設備の環境負荷など、さまざまな質問があがり、再生可能エネルギーへの理解を深めていただきました。 このような交流を通じ、JREは次世代の持続可能な社会創りを担う人材育成に資する活動を続けてまいります。