サステナビリティ / マテリアリティ(重要課題)
ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)の中核であるビジョンは、再生可能エネルギーの供給が持続可能な社会の実現に貢献するという信念に基づいています。このビジョンは、次の2つの重要なゴールの達成をめざしています。
JREでは、太陽光、陸上・洋上風力、バイオマス、小水力など、多様な再生可能エネルギーの電源を開発しています。2019年にはバイオマス発電所が運転を開始し、2020年末には運転中発電所の設備容量合計は約42万kWに達しています。この再生可能エネルギーによる発電の結果、JREは同年にCO2換算で約267,763t-CO2の温室効果ガス排出量削減効果を出しています。バイオマス発電所は天候によらず24時間発電できるため、再生可能エネルギーの安定供給に大きく貢献しています。
JREは、次の3つの手法により、日本のエネルギー自給率向上とエネルギーシステムのレジリエンス向上に貢献します。
※下記表は横にスクロールしてご覧ください。
気候・エネルギー関連指標 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|
運転中発電所の設備容量合計 *1(万kW) (12月末時点) |
22.8 | 29.5 | 34.5 | 41.9 |
太陽光(万kW) | 19.6 | 25.6 | 28.2 | 34.7 |
陸上風力(万kW) | 3.2 | 3.9 | 3.9 | 4.8 |
バイオマス(万kW) | - | - | 2.4 | 2.4 |
建設中発電所の設備容量合計(万kW) (12月末時点) |
15.0 | 11.6 | 39.3 | 41.0 |
再生可能エネルギーの年間総売電量(万kWh) | 24,164 | 34,509 | 50,507 | 59,821 |
年間CO2削減効果(t-CO2)*2 | 121,173 | 165,904 | 227,984 | 267,763 |
*1 2020年に買収した台湾の太陽光発電所(約0.2万kW)を含むが、この項目以外のデータには含めていない
*2 「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく売電先の電気事業者ごとの排出係数により算定
(各年の12月末時点での最新の係数にて算定)