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サステナビリティ / 地域とプロジェクト

新潟海辺の森ソーラーパーク

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雪国で永く愛されるメガソーラーパークを目指して

始まりは2013年6月、新潟県によるメガソーラー(大規模太陽光発電)事業者の公募でした。同年7月、設立後1年に満たないジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社は地元の総合建設コンサルタントである株式会社キタックとの共同事業として応募し、9月に事業者として選定されました。3年後の2016年8月、新潟海辺の森ソーラーパーク(総出力:14,224kW)は商業運転を開始しました。雪国で永く運転し、愛される事業者となるために、当ソーラーパークが取り組んできたこと、そして、今後も取り組んでいくことについてご紹介致します。

雪国における太陽光発電事業の最大の課題は、降雪があり、曇天時が多いという条件下で、20年以上安定的に商業運転できる発電所とすることです。これについて、公募の段階から対策を検討し、曇天時に発電性能をより発揮する太陽光パネルを採用し、パネル傾斜角度を20度とすることとしました。更に、実証実験用に傾斜角度15度、30度のものも設置し、そのデータを蓄積していくことにより、今後の降雪地帯での太陽光発電所の普及にも貢献していきたいと考えております。

また、地元で理解を深めて頂くために、発電所見学の機会を設けております。具体的には、体験型環境学習の一環として、工事期間中に近隣の中学校の生徒様向けに見学会を実施しました。施工会社である千代田化工建設株式会社様の協力を得て、太陽光発電の仕組みや発電システムについてご説明し、敷地内を見学して頂きました。それ以外にも、随時、新潟県関係者や地域の方々による現地視察や見学も受け入れてきました。今後も見学者の受け入れを続けていきます。実際に見聞きして頂くことで、太陽光発電や環境問題についてご理解を深め、興味をもって頂ければ幸いです。

事業についても、積極的に地元と協働しております。
当ソーラーパークは、新潟県の地場企業である株式会社キタックが共同出資しているだけでなく、開発、建設、及び発電所の運営に関する業務について、他の地元の企業にもご協力頂いております。地権者として、また、許認可関係で、新潟県、新潟市にも大変お世話になっております。更に、プロジェクトの資金については、株式会社あおぞら銀行を幹事とし、地元の株式会社第四銀行、株式会社北越銀行、株式会社大光銀行による協調融資を受けております。

新潟海辺の森ソーラーパークは、今後20年以上、安全で安定的な運営を心がけていきます。一方、長期にわたる降雪地域での太陽光発電事業は、実際にあまり例がなかった運営ともなりますので、地元との協力関係を更に深め、雪国で永く愛されるメガソーラーパークであり続けるよう努めて参ります。

Voice

発電事業を通じて、地域の活性化及び日本エネルギーの自給率向上に貢献していきたい

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社

張 廷

(当プロジェクト開発の主担当者)

本件は当社設立後初の公募案件であり、開発途中には用地交渉、電力会社の連系工事遅れ等、様々な課題に直面した場面もありました。共同事業者である株式会社キタックを始め、関係者の皆様のご協力があってこそ、約3年を経て漸く発電所の工事完成と言うスタートラインに立つ事ができました。改めて関係者の皆様に感謝を申し上げます。

設計当初から新潟の自然環境性を考慮し、雪国における最適化を課題に、施工会社の千代田化工建設株式会社と度重なる協議をしながら、地元のリソースを最大限に活用し、建設を進めて参りました。その努力の結果、新潟県及び地元の皆様にご満足して頂ける発電所ができましたことを大変嬉しく思います。

本件のノウハウを活かして、これからも再生可能エネルギー発電事業を通じて、地域の活性化及び日本エネルギーの自給率向上に貢献していきたいと考えております。

 

今後は中小水力発電の再開発等にJRE様と共同で手掛けられたらと思います

株式会社キタック

出口 正裕 様

(共同事業者の主担当者)

本事業計画地には県有地の他に民有地も点在しており、地権者の方も地元のほか県内や関東在住の方もおられたため、事業説明、借地交渉にかなりの労力と時間を要しました。新潟県港湾振興課様には、地権者としての協力の他、地元協議、関係部署協議等で多大なご支援をいただきました。また、緊密なコミュニケーションを実施継続することで、地元の二つの自治会(島見町、太郎代)からもご協力いただきました。

商用運転開始後約半年でほぼ予定どおりに発電しているのを大変嬉しく思い、通年でも事業計画で見込んだ発電量を期待しております。

環境負荷の少ない再生可能エネルギーは、エネルギー自給率の低い日本では是非とも必要と思います。しかしながら、自然エネルギーの安定供給にはいろいろな課題があることも理解できました。日本の気候、風土に最も合う再生可能エネルギーは、太陽光発電と中小水力発電と考えています。JRE様は太陽光発電、風力発電、バイオマス発電等に全国的に取り組んでおられ、資金力と人材に優れた会社だと思います。一方、弊社は地場企業であり、あくまでも地元で貢献できるエネルギー開発を目指しています。今後は中小水力発電の再開発等にJRE様と共同で手掛けられたらと思います。新潟周辺地区での発電所計画があれば、弊社がご協力可能な業務について、ぜひお声掛け願います。

 

新潟県

この発電所の稼働により、日本海側での太陽光発電の普及も進めばよいと考えています

新潟県交通政策局港湾振興課

課長 樺澤 尚 様

(地権者 兼 公募元)

県有地での大規模太陽光発電事業者の公募に対し、JRE及びキタックは、雪国における最適な発電方法を検証し、導入促進を図るとともに、地元経済の活性化を雇用創出につなげることを目指すなど地元貢献にも配慮することを提案されました。事業効果の高い提案を実現していただいているものと考えております。

発電所の建設地は造成されていない山林であり、県有地の中に民有地が点在するなど、住民説明会や土地の賃借契約、造成ではかなり御苦労があったと思います。建設では電力会社との系統連系工事の影響で発電開始が予定より遅れたものの、無事故無災害で工事を完成させることができたと聞いております。資材調達や建設工事には、地元企業を積極的に活用していただき、大変感謝しております。また、環境・自然エネルギーへの理解と興味を深めてもらうため、地元中学生・自治会の発電所見学を受入れるなど、地元住民との友好な関係の構築に努めていると思います。

再生可能エネルギーは、環境に優しく、太陽や風、水、森林をはじめとする自然の中にある豊富なエネルギーを利用するものであり、大きな可能性を秘めた選択肢の一つと考えております。ただ、特に新潟など日本海側では、降雪により冬場はほとんど日が差さない曇天が続くなど、太陽光発電の取組は太平洋側に比べて不利というイメージがあるため、この発電所の稼働により、日本海側での普及も進めばよいと考えています。環境への負荷が少ない再生可能エネルギーによる発電は今後も必要と考えておりますので、JREグループには開発・普及に御尽力いただきたいと思います。また、新潟海辺の森ソーラーパークが地域資源を活用した再生可能エネルギーのシンボルとして地域の皆様に親しまれ、発展するよう期待しています。

再生可能エネルギーで、日本の明るい未来を切り開いていって頂きたい

千代田化工建設株式会社

伊澤 亮 様

(施工会社の主担当者)

スケジュールと予算がある中で、関係諸官庁、電力会社、地主や地元の近隣住民などの多くの方々との調整事項があり、施工を計画通りに進めていくところに一番苦労しました。一方で、プロフェッショナル集団のJRE様、地元の有力企業キタック様と、弊社、本案件のプロジェクトチームが徐々に一体になりながら、ひとつひとつの問題に向き合って解決してこられたのは、とても達成感があり、この仕事を通じて一番良かったと思える点です。

関係者の方々とともに、造成工事から1年半程掛って作り上げた発電所が完工して、嬉しい!の一言につきます。その後も無事に発電しているという事で、何よりもの朗報です。また、エンジニアとしても成長させて頂き、非常に感慨深いものが御座います。

再生可能エネルギーに対しては、費用や電源の安定性、効率の面で疑問視される声もありますが、永い将来を見据えれば、必ず必要な電源になる事は間違い無いと思っております。事実、世界を見渡せば、再生可能エネルギーの普及は加速的に広がっており、中東や中南米の大規模な太陽光発電所など、地域によっては火力発電並みの競争力のある電源となりつつあります。日本においては、FITの減少等苦しくなってきた状況下、ここから生き残り、将来的に一般電源としての地位を確立してこそ、持続的社会に貢献する本物の再エネ開発事業者です。JRE様はまさにその志と能力を備えた企業だと思っておりますので、再生可能エネルギーというフィールドで、日本の明るい未来を切り開いていって頂きたいと期待しております。エンジニアリング事業で70年間、エネルギー分野に貢献してきた弊社としても何が出来るのか、日本の未来を見据えて、一緒に考えていければ良いなと思っております。

 

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