若手社員の声

日向を歩き、風を感じる。
現場には心地よさと、気づきがある。

中村 知世

事業開発本部 開発第1部 開発第1チーム
2018年入社

学生時代は一時的に本気で船乗りを目指すものの、冷静に考え直し社会インフラを支える仕事に方向転換したところでJRE（現:ＥＮＥＯＳリニューアブル・エナジー株式会社）に出会う。
大学4年間のラクロス部で鍛え上げた知力、体力、配慮力で、現場とオフィス間を奔走する行動派。

JRE（現:ＥＮＥＯＳリニューアブル・エナジー株式会社）への入社を決意した理由やその経緯を聞かせてください。

幼い頃からスポーツ好きで大学はスポーツ科学部に進学し、ラクロス部に4年間在籍していたバリバリの体育会系でした。部活では部員約80名の内、ベンチ入りできるのは20名。最終的にはベンチ入りメンバーになれたのですが、下積みや裏方の仕事も長く経験したことから社会に出たら社会の基盤を支えるような仕事に携わりたいと思うようになり、就職先としてインフラ関連業界をメインに活動していました。その中で再エネ業界に興味を持ったのは、電力という社会基盤を支えると同時にカーボンニュートラルの達成に大きく貢献できる点が魅力的だったためです。また、最終的にJREを選んだのは会社のスローガンである「再生可能エネルギーで社会を変える」というフレーズが心に刺さったことが決め手でした。また、面接や会社訪問の際に面接官の方々とお話しをした際に自然体で振舞うことができたことも理由の一つです。

入社してからのキャリアと、現在携われている業務を聞かせてください。

2018年に入社し、最初に配属されたのは運営管理部(現:ＥＮＥＯＳリニューアブル・エナジー・マネジメント株式会社)でした。ここは運転を開始した発電所の発電状況の管理と地元対応やトラブルシューティングなどを行う部署で、私は九州・四国・関東などで複数の太陽光・風力の発電所を担当していました。中でも最も印象に残っているのは、配属直後に運転を開始した茨城県の案件です。運転開始直後に発電所周辺で台風による倒木が発生し、被害状況の聞き取りなどの地元対応に当たり、地元の方々とのコミュニケーションの大切さを実感しました。
そして、2021年からは現部署（事業開発本部）に配属となりました。ここは新規発電所の開発に携わる部署で、業務内容としては太陽光・風力・小水力で多少プロセスは異なりますが、発電所建設予定地の用地確保と説明会開催などの地元対応から送電網の確保、工事発注・調達、行政対応などがあります。私が現在メインで担当している太陽光の案件は、つい先日2022年早々の運転開始がほぼ確実になりました。ホッとするのも束の間、次なる案件に備えて気を引き締めているところです。

JREに入社してよかったと思う点を挙げてください。

JREは人材の宝庫で、社内の至るところに多様なキャリアや経験、価値観を持った方々がいるため、日常的に彼らと接することができるのは刺激的で多くのことが学べます。
また、入社前はベンチャー企業ということでゴリゴリ働く集団というイメージを持っていたのですが、実際はそうではありませんでした。テレワークや出社時間などがある程度社員個人の裁量に委ねられており、自由な雰囲気があります。私の場合は在宅勤務よりも会社で人と直接話したほうが業務を進めやすいため、コロナ禍の緊急事態宣言が明けてからは基本的に出社するようにしています。また、担当案件の現場に出張することも多く、現場だからこそ分かることも多いなと日々実感しています。

今後、チャレンジしたいことや夢を聞かせてください。

新卒で入社してまだ4年目で、与えられた業務をこなすことに集中しているためそれほど大きな夢は抱いていません。ただ、入社してから運営・開発と発電所の現場や地域の方々と深く関わる仕事を続けてきたので、これからもより一層地元の方々に愛され、地域に寄り添う発電所開発と運営を心掛けていきたいと思います。

最後に、今後JREに入社される後輩たちにメッセージをお願いします。

脱炭素社会の実現という世の中のトレンドに賛同し、なおかつ自分自身がそのプロセスに貢献したいと思われている方と一緒に働けることができれば嬉しく思います。